10月25日(水)管理者会議『収益会議』の1コマ
毎月1回開催されている管理者会議『収益会議』において、
前月より司会担当となった管理者の方が、ご自身でテーマを決め、
他の管理者に対して研修や講話を行なっています。
今回は会津若松支店の管理者である相田支店長より、
会津若松についてご紹介頂きました。
相田支店長は、昔、会津漆器を都内で販売していた異業種から介護の世界へ
飛び込んだ異彩を放つ方です。
今回は会津若松についてお話をして頂きました。
会津の四季についてお話があり、春は「桜」、夏は「湖」、秋は「紅葉」、冬は「雪」。
四季折々、バラエティーに富んだ地域です。
その中でも、「会津5桜」のお話も・・・・
会津にある五つの桜の名木を指し、
石部桜・薄墨桜・虎の尾桜・大鹿桜・糸桜を指します。
会津若松市を中心とした場合には、
峰張桜・太夫桜を加えることもあります。
会津地域には、鶴ヶ城公園の桜をはじめ、
桜の名所がたくさんあることを教えて頂きました。
そして、会津は戊辰戦争から来年で150年を迎えます。
八重が鶴ヶ城に籠城して戦った会津戦争。
NHK大河ドラマ『八重の桜』は有名ですね(^^)v
皆様がご存知、戊辰戦争と呼ばれる日本を真っ二つに分けた内乱の一部です。
新しい世の中を作ろうとする新政府軍と、幕府の世を守り通そうとした旧幕府軍の戦い。
知っての通り、この戦いに勝ったのは新政府軍。
会津藩は旧幕府軍として戦に参加し、敗戦を喫して長く辛酸を舐めることになるのです。
今年も、『八重の桜』に出演されていたあの有名女優さんが、
会津まつりに参加されていたのは記憶に新しいところ・・・。
相田支店長の講話では、美味しいお酒の話や、11月3日に開催される花火大会の話、
神社や仏閣が多く、東北の小京都と呼ばれている話、会津漆器やそれにまつわるおせちの
話なども。
私が特に印象に残ったのは、会津ころり三観音のお話。
福島県会津地方の大沼郡会津美里町根岸の弘安寺(中田観音)、
河沼郡会津坂下町塔寺の恵隆寺(立木観音)、
耶麻郡西会津町野沢の如法寺(鳥追観音)の三観音を合わせて、
会津ころり三観音と呼びます。
人は生を受けて、その後、三毒、貪(とん=むさぼること)、瞋(しん=怒ること)、
痴(ち=愚かなこと)により、様々な苦悩を受けることになると言われ、
この三観音に巡拝し、罪障消滅を祈願することによって、
その苦しみが除かれ、現世においては子孫繁栄、万願成就、
寿命安楽などが叶えられ、やがて大往生を遂げられるという伝えがあります。
特に、観音堂内にある抱きつき柱にすがれば、死の床に際しても苦しまずに成仏できて、
家族に余計な負担をかけずに済むということで「ころり」三観音と呼ばれるようになった
そうです。私自身は、如法寺(鳥追観音)にしか行ったことが無いのですが、
残り2つもぜひ参拝してみたいと感じました。
相田支店長、ありがとうございました。
そうそう、会津のことを好きになれそうな講話でしたよ。
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